練習曲にオペラ「カルメン」の「闘牛士の歌」が加わることになりました。この曲は青空の楽譜番号が13番ということで、発足当初からのもののよう(?)ですが、例のごとくネットをあちこちし、どんな曲なのか予習(復習?)してみました。
フランス人のビゼー作のオペラで、台本はフランス語。物語の舞台はスペイン。主人公カルメン(ソプラノ)とカルメンを恋するホセ(テノール)、そのホセの許婚のミカエラ(ソプラノ)に時のヒーローのような闘牛士エスカミーリョ(バリトン)の4人が絡む恋と葛藤の物語りで、主人公カルメンは最後には死んでしまうというグランドオペラのお決まりになっています。なお、日本では役名の「José」はスペイン語読みで「ホセ」ですが、実際はフランス語読みで「ジョゼ」と発音して歌われるんだそうです。
闘牛士エスカミーリョは、正確にはマタドールと呼ばれる「闘牛にとどめを刺す役回り」。スペインの闘牛では他にピカドール(闘牛で馬上から突いて牛を弱らせる役)、バンデリリェーロ(短い槍で刺す役)などがいて闘牛を弱らせ、最後にマタドールがとどめを刺す段取りなんだそうで、花形なんでしょうね。
闘牛士に類似する職種として兵士が登場し、エスカミーリョはお互いに称えあうように「闘牛士の歌」を始め、恋の予感を歌い上げます。
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君たちの乾杯に私は返杯しよう
皆さん、皆さん、軍人と闘牛士は通じ合うものがある
喜んで戦うものという、仲間だから。
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闘牛士よ、構えるんだ!
闘牛士!闘牛士!
戦いの中でも忘れるな。
黒い瞳が見ていることを。
愛がお前を待ってるんだ!
闘牛士、愛がお前を待っているぞ!
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相も変わらず、楽器の練習の足しにはなりませんが、お目汚しまで。
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