テンポ音痴の救世主

数週間前から青空では練習の時メトロノームを使っています。

 

アンサンブルの大きな音に負けないようボリュームを上げてテンポを刻むので、演奏前はとても耐えられない音量なのですが、演奏が始まるとこれがテンポ音痴の私には心強い助っ人になりました。

 

何が苦手かと言えば、ウェストサイドストーリーの裏拍です。

そもそも苦手の休拍に混乱し、テンポでズレまくり、挙句は落ちました! と、という結末に至る道を何度経験したことか(涙)

裏拍音痴は間違いなくN先生に見破られ、ほぼ呆れられている状態なのです。

そこに今度のメトロノーム作戦は救世主でした!

足でテンポを取ったり体を揺らしてテンポを取るというのはクラシックでは歓迎されません。

青空では許されるのでしょうが、一旦癖がつくと取れなくなる自分は危ない道は行かないのが得策と、心の中で休拍を「ウン」やら「ム」やら唱えています。

ところが弓を持つ右手が勝手に動くのです!

この症状は簡単に消し去ることができず、特にウェストサイドストーリーは恐怖でした。

 

ありがとう!メトロノームさん、

お陰で先日は正確に(ほぼ)刻めました。

これからはあなた無しで独り立ちできる様、頑張ります。

 

sugar & milk